独断のFX用語解説で「EA」と一致するもの
EAとは、Expert Advisor(エクスパート・アドバイザー)の略語で、
これは、MetaTrader/MT4(メタトレーダー:為替の証拠金取引を行うために用いるクライアントソフト)上で動く、自動売買システムのことです。
プログラム言語はMetaQuotes Language(MQL)で、C言語に似ており、
初心者でも比較的簡単に習得できるとのことです。
EA はトレードの機会をメール通知したり、注文を自動的に実行します。
MetaQuotes Language(MQL)により、カスタムインジケーターの作成や、バックテストを行うことも可能です。
スプレッドとは英単語を直訳すると、
spread 広がること
FXの場合、通貨の売買の価格差のことをさします。
FXは2国間の通貨同士を売買するわけですが、例えば米ドルと円を売買する場合、
売値(bid)と買値(ask)が存在し、
売値110.50円/買値110.55円 というように、売買の値段で5銭の広がりがあります。
この5銭が「スプレッド」と呼ばれるものです。
スプレッドは5銭で取引する場合、
単純にドルを110.55円で買い、そのまま売ると110.50円で売ることになと「5銭の損」となってしまうので、
スプレッドの分、円安にならないと(例えば売値で110.56円で、6銭円安)、ドル買いで利益は出ないことになります。
※実際の算出はスプレッドの他に、業者ごとに設定されている「取引手数料」も加味します。
さて、そのスプレッドですが、いわばFX業者の儲けに当たる部分ですので、業者によって異なります。
以前はスプレッドが5銭は幅が狭い方だったようですが、
今ではFX業者間の競争も激しくなり、スプレッド、3銭、2銭、1銭・・・・そして0銭というところもあるようです。
※さすがに0銭のところは、取引手数料は無料ではありません。
また、スプレッドは取引する通貨のペアによっても異なることがほとんどです。
最も多く取引される米ドルと円のスプレッドの設定を一番狭くしている業者がほとんどです。
他の通貨ペア例えば ユーロ/円は狭い方ですが、豪ドル/円、加ドル/円・・・などはもっとスプレッドが広くなる傾向にあります。