独断のFX用語解説でタグ「ピボット」が付けられているもの

ピボットレートとは、外国為替相場における、基準となる相場のことを指します。

ピボットの概念は前日の為替変動で売り圧力・買い圧力の強さを表そうとするものです。

「支持線」と「抵抗線」などでレンジを設定し、

翌日の値段がかなりの確率でその範囲内に収まるであろうという考えのもと、機械的に売り買いや損切りのポイントとして使用されるなど、取引の指標として使われます。

<ピボット計算方法>

H=高値、L=安値、C=終値、P=ピボット とすると、

P=(H+L+C)÷3

HBOP(ハイブレイクアウトポイント)=2P-2L+H
R2(上値抵抗2)=P+H-L
R1(上値抵抗1)=2P-L
S1(下値支持1)=2P-H
S2(下値支持2)=P-H+L
LBOP(ローブレイクアウトポイント) =2P-2H+L

一般的な売買の目安としては、

S1やS2まで価格が接近したら買い、R1やR2に価格が接近したら売りとなります。

LBOPとHBOPはロスカットの目安となります。

価格がLBOPを下抜けたら買いポジションをロスカット、価格がHBOPを上抜けたら売りポジションをロスカットします。